【間違いだらけの】生産管理|多品種少量生産にかんばん方式は適用できない
私の知り合いの中小製造業の経営者には、かんばん方式を適用しないと利益がでないと考えている人がいますね。私はかんばん方式をよくわかっていないので、使用すらしていませんが・・・
かんばん方式を使ったことあるけど、上手く機能しなかったんだよな!
実は多品種少量生産のメーカーにおいて、かんばん方式は適用できません。まずはこの誤解を払拭してほしいのです
そうなんですね!
多品種少量生産にかんばん方式は適用できない
この話を聞くことで、多品種少量生産にかんばん方式は適用できない理由が分かります。そして、お金をかけずに、すぐに実施できる、多品種少量生産に適した生産計画方法をご紹介します
よく考えたら、かんばんは情報伝達手段の一つだから、私達のような多品種少量生産で無理に使う必要はないんですね!
そうですね、その多品種少量生産に適した生産計画方法を知りたいです!
はい、順番に説明していきますよ!しっかり理解してくださいね
そもそも、かんばんってどんな働きをするんですか?
上の図の流れを簡単に説明します
かんばん方式は、後工程が引き取りかんばん(例:A×50個)を持って前工程に取りに行きます。前工程には、A×50個の上に生産かんばん(仕掛けかんばん)がつけられています
後工程の人は、生産かんばん(仕掛けかんばん)をはずし、引き取りかんばんをつけ、後工程に持っていき加工します。前工程は外された生産かんばん(仕掛けかんばん)分のみ生産します
なるほどです。
多品種少量生産の中小メーカーにおいては、後工程がいつ取りに来るか分かりません。したがって、前工程は仕掛品だらけになり、
トヨタ生産方式の根幹思想であるJITを否定してしまうんです
ちなみに、JIT(ジット)は知っていますか?
必要な物を、必要な時、必要なだけ、必要な工数でつくる
素晴らしい、その通りです。多品種少量生産の中小メーカーにおいては、かんばん方式は使えないのです。かんばん方式が使えるのは、少種多量生産に限定されるんです
はい、よく分かりました。だから、私の工場ではかんばんが使えなかったんですね!でも、なぜ自動車業界ではかんばんが適用されているのでしょうか?
はい、いい質問ですね!それでは動画で詳しく解説しているので、ご覧ください!
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