【間違いだらけの】品質管理|クレームの再発防止をしたいなら「ダブル検査」をするな!

📛 クレームの再発は多い
ほとんどの工場で同じようなクレームが繰り返し発生している。
🔍 検査回数を増やすのは誤った対策
ダブルチェックやトリプルチェックでは再発は防げない。
💊 効かない薬を増やすようなもの
効果がなかった対策を繰り返しても意味がない。
🧠 ダブルチェックの心理的落とし穴
「誰かが確認するから大丈夫」という油断が生まれる。
⚠️ 検査の回数=品質向上ではない
検査が増えるほど、逆に作業者の意識は低下する。
🛠️ 有効な対策=出来栄え確認
作業者自身が加工後に品質を確認することが大切。
🧰 道具を使った確認でも“検査”ではない
ノギスやマイクロメータを使っても自己確認の範囲内。
👨🔧 作業者はプロ意識を持つ
プロが自ら確認すれば、検査以上の品質保証が可能。
👨🏫 現場指導の重要性
製造・品質管理者は、不良をその場で発見・指導する役割がある。
📈 品質は工程内で作り込む
最終検査での対応ではなく、工程内で品質を保証すべき。
🐇 うさぎ跳びの例=時代遅れの常識
かつて常識だった方法が今では有害。品質管理も同様。
🔁 やり方の見直しが必要
古い常識に縛られず、品質管理を根本から見直すタイミング。

うちの工場では、クレームが再発しまくっています!

それは困りましたね!社長、まさか、再発したクレームに対して「ダブル検査」なんてしていませんよね?

お客さんにこれ以上クレームだすな!って叱られまして・・・ダブルどころか、トリプル検査をしているんです。

うちダブル検査しているよ。それでも、クレームが減らないんだよ!いったいどうなっているんだ?

おやおや、皆さんお困りのようですね。少し考えてみてください、トリプル検査はダブル検査の再発防止策にはなりません。

なぜですか?2回、3回って検査しているんですよ!

まてよ、検査の回数増やして不良流出を防止しようとしていたのに・・・あっ!分かったぞ!
品質管理|クレームの再発防止をしたいなら「ダブル検査」をするな!

気づかれたようですね。検査の回数増やして不良流出を防止しようという対策が機能しなかったのに、

同じ検査の回数を増やすという対策が機能するはずがないからです。

納得!

クリアー!

例えば、ある薬を飲んでも治らなかった患者に、同じ薬を投与するようなものです。

最近、例のアレを2回ヒットしたけど、効果が無いのと一緒ですね!

例のアレを2回ヒットは分かりやすいですよね!ましてや3回目をヒットする人なんているのでしょうか・・・

ダブル検査は心のゆるみを生むだけ、検査精度は上がりません。

近江先生!私もクリアーです。

少し話がそれましたが、クレーム発生に対して、安易に検査回数を増やすというのは、検査工数を増やしているだけなんです。

検査回数を増やすことで、検査員はどのように考えているんですか?その辺も具体的に教えてください。

それに、再発を防止するためには、何をしたらよいのでしょうか?

皆さん、落ち着いてください!この動画の中でじっくり解説していますので、最後まで見ていってくださいね。

そして今回は、対策の1つとして、ほとんどの工場で実施されていない、有効な方法をご紹介します。

これらに関連して『顧客クレーム・社内不良が減らない本当の理由』品質管理者向けセミナーを3月に実施予定です!詳細は今後ブログでお伝えしますので、お見逃しなく!


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