【間違いだらけの】生産管理|生産性向上 段取回数をどんどん増やせ
多くの中小製造業の現場では、段取時間を短縮するのではなく、段取回数を減らす工夫ばかりしています
うちの工場では、一度段取したらこの段取で、出来る製品をまとめてつくってしまいますよ!その方が段取回数が減って効率いいですからね
そうだね!うちの工場も同じだよ
しかし、今回の話では、段取回数を増やせと言っていますよね!・・・うちの工場では、段取回数減らすことで、デメリットが出始めているんですよ
おや、何か気づかれたようですね!実は、この作り方は正しくありません。これをやると本日必要なものだけを作るという、ものづくりの基本を崩してしまうんです
一見効率的に見えますが、これをやると、納期遅れを出してしまうんです!
そうなんですよ!ひょっとして、納期順に作るのではなく先の納期品をこの段取で作っているからじゃないですか?!
その通りです!素晴らしい気づきです!
うちでは、納期遅れが当たり前になっているよ・・・
うちもだ・・・
それはいけませんね!今回の話をしっかり聞いてくださいね。必ず解決できますから!
生産管理|生産性向上 段取回数をどんどん増やせ
さて、今回の話を聞くことで、段取回数を増やすことの価値、
お金をかけずに直ぐできる、具体的な段取時間短縮方法を紹介します!
なぜ、段取回数を減らすことがよくないのか?それは納期遅れを出してしまうからなんです。ものづくりにおいて、納期遅れは時にはクレームより罪なんです
そうなんですね、考えたこともなかったです。
お客さんはさらに次のお客さんを持っている場合がほとんどです。約束を守れない(納期遅延)はお客さんだけでなく、その先のお客さんにも迷惑をかけてしまうんです
そうですね、納期遅れを起こさないようにします。続きを教えてください。
段取回数を減らす例として『ロット合併』があります
例えば、今週A品を顧客Cへ100個出荷し、翌週に顧客DへA品を100個出荷するとします。このとき、段取回数を1回で済ませることが知恵と考えて、200個をまとめて作ってしまうんです
ロット合併ですか!正にうちがやっていることです
1製品だけでなく複数製品をロット合併するため、今週作るべき出荷製品が生産に入らなくなってしまうんです
そして、納期遅延という副作用をだしてしまうんです。実は、この副作用である納期遅延に気づかないことが問題なんです!
なるほど、やっと理解できました。
この問題の発生根拠は、1回当たりの段取時間を短縮改善するのではなく、段取回数を減らすことが「知恵」だと考えていることにあるんです
これがものづくりの盲点であり錯覚なんです!
では、どうするか?続きは動画で詳細を確認ですね!
はい、その通りです。ご質問があればいつでも聞いてくださいね
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