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【間違いだらけの】品質管理|警告!重要情報が消失 平均値で考えるな

カスヤ

品質担当者の多くは、データ分析するとき、すぐに平均値を出したがる!

カスヤ

その結果、対策をしても問題解決に至らない場合が多いんです

経営者

そうなんですね!うちでも平均値をよく目にしますよ

カスヤ

実は、平均値でアドバイスしてはいけないんです

カスヤ

平均値を取った瞬間に大事な情報を打ち消してしまうからなんです

経営者

それは知りませんでした。どういうことですか?

目次

品質管理|平均値で考えるな

カスヤ

KI法を確立した、磯部邦彦先生は、「誰が平均値を発明したのか」と怒っていたといわれています

カスヤ

以下図を見てください。平均値だけ見たとして、皆さんならどんなアドバイスをしますか?

経営者

A君、B君も2科目がんばって!と言います

経営者

そうだね、平均点50点だからね

カスヤ

ですよね。しかし、この平均値からのアドバイスは間違っています。ここで改めて、実際の点数を見てください

経営者

あれ、A君は国語が良くない、B君は国語も数学も半分の点数ですね!

カスヤ

そう!2人へのアドバイスも変わりますよね

カスヤ

Aさんには、数学はOKです、国語をもっと勉強しましょう

カスヤ

Bさんには、2科目ともがんばりなさい。これが正しいアドバイスになりますね

経営者

なるほど、平均値を取る前のデータで考えるのですね!

近江

その通り、平均値を取った瞬間に大事な情報を打ち消してしまう

カスヤ

だから、冒頭に話した磯部先生は「誰が平均値を考えた」と怒っていたのです

経営者

そうだったんですね!なんとなく分かってきましたよ

カスヤ

おっ、皆さん理解してきましたね。それでは別の例で説明してみます。詳しく話をしていくので最後まで見ていってくださいね

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