【間違いだらけの】生産管理|9割が勘違いリードタイム短縮3ポイント

📌 リードタイムとは?
・受注から出荷までの時間
・利益向上のカギになるが多くの企業が誤解
⏱ リードタイムは3段階に分かれる
・準備リードタイム
・製造リードタイム
・出荷リードタイム
📦 準備リードタイム短縮のポイント
・材料調達時間がカギ
・使用頻度の高い材料は事前購入(補充買い)
・発注点=平均使用量 × 調達日数
・欠品を防ぎつつ在庫増も防ぐバランスが重要
🏭 製造リードタイムの正体
・加工時間は全体の5%以下
・残りの95%は「停滞時間」=仕掛品の山
🚗 停滞のイメージ:渋滞と同じ
・高速道路の渋滞=モノの流れの停滞
・仕掛品が多い=進まない
🔧 仕掛品を減らす方法
・最大仕掛品数を設定し、徐々に削減
・製造ロットを半分にし、段取り時間も短縮
🧠 9割がやりがちな間違い
・加工時間ばかり改善してしまう
・本質は停滞の削減
🚀 成功事例:モーター修理工場
・全作業を一人で完結する「一個流し」導入
・「10時間で出荷」と宣言し、月1,000万円の利益を5ヶ月連続で達成
💡 まとめ:逆説的真理を掴め
・材料の在庫管理と停滞削減が短縮のカギ
・製造業の常識を疑う姿勢が利益に繋がる

具体的なリードタイム短縮方法について教えてください

確かに、前回はリードタイムを3つに分けて短縮、リードタイムを時間で表現するという話でした。具体的に知りたいです

はい、今回はより具体的なリードタイム短縮方法について解説します
9割が勘違いリードタイム短縮3ポイント

準備リードタイムの多くを占めるのは、材料の調達時間です

受注してから材料を発注すると、材料が入荷するまで製造の第一工程はスタートできませんよね

なるほど、材料入荷を待っている時間を短縮することが、準備リードタイム短縮のポイントなんですね!

その通り。では、材料入荷まで待つ時間を短縮するにはどうするか?

材料の買い方がポイントになりそうですね!

素晴らしい、皆さん、分かってきたじゃないですか?

まずは、使用頻度の高い材料をあらかじめ購入しておき、少なくなってきたら購入します。そう、これを補充買いといいます

補充買いですか、何だか聞いたことがありますね!

補充買いは、発注点と発注量を決める必要があります

つまり、発注点は残りがいくつになったら発注するかという基準数量のことですか?

はい、おっしゃる通りです。詳細は動画で解説しています。

要は、材料在庫を必要最小限持ちながら、材料入荷の待ち時間がなくなり、準備リードタイムが短縮されるんです

次は、生産リードタイムの短縮ですね!

実はあまり知られていいないのですが・・・生産リードタイムは正味加工時間と各行程の停滞時間でなりたっているんです

正味加工時間と各行程の停滞時間とは何でしょうか?

一般的に多くの工場では、生産リードタイムの中に占める正味加工時間の割合は5%以下なんですよ・・・

とにかく、図を用いて説明しますね。詳しくは動画で解説しているので、ぜひ最後まで見ていってください

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