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強い工場になる5ステップ(ステップ5 丸1日かけて改善?)

こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
「うちの会社(工場)は特殊だからな…」あなたも、聞いたことがあるでしょ?

でも、特殊な会社(工場)は存在しませんからね。
「どこの会社(工場)も問題の本質は同じである」ということなんです。

そして、連日紹介している「5ステップ」はどの業種の工場でも適応できるんです。
あなたの工場に当てはめて、読んで下さいね。

ステップ1「工場改革チームを立上げよう、リーダーは任せて育てよ」です。
ステップ2「生産性を上げる目標を設定せよ、目標は①期限と②目標値を含めよ」です。
ステップ3「現状把握は事実と意見を区別せよ、視点は情報の流れとものの流れ」です。
ステップ4「生産管理を強化せよ、必要なものを必要な工数でつくる」です。
本日もステップ5です。

このステップ5はめちゃめちゃ重要ですので、頑張ってついてきて下さいね。

「まず、やってみよう」の精神で、時間短縮や少人化を丸1日かけて取り組む。
なんで、丸1日でやるの?理由は2つあるんです。

目次

その1 熱意と記憶がリセットされてしまうから

あなたも、経験があると思います。
何かやったことって、次の日にはほとんど忘れてしまいますよね。

これは、エビングハウスの忘却曲線と言って、人間は1日経つと覚えたことを74%も忘れてしまうんです。

なので、毎日1時間ずつやった場合、昨日やった改善内容をほとんど覚えていないので、
結局思い出すことから始めなくてはならないんですよ。
その結果、ほとんど改善は進まず1時間が経過してしまうんです。
更に言えば、毎日時間をとること自体難しいので、改善活動が消滅しちゃうんですよ。

私も経験ありますし、あなたも分かりますよね。
また、「よし、改善しよう」とやる気がでても、次の日そうかといったら、そうではないでしょう。
業務優先だから、急な業務への対応を済ませたところで、改善への気持ちが薄れてしまうんですよね。

だから、丸1日かけて一気にやってしまうんです。
お分かり頂けたでしょうか。

もう一つの理由は次回解説しましょう。
お楽しみに。

旧ブログはこちらからどうぞ。
http://pe-michanpapa.hatenablog.com/

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