【工場が利益を生む法則2】管理者は存在価値を示せ
こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
今週から
「工場が利益を生む法則」
について解説していきます。
一つ目の法則を実践していますか?
↓↓
【工場が利益を生む法則1】動きを減らして、働きを増やせ
どの法則も実践すれば、
必ず結果がでます。
しかし、
ほとんどの工場では実践しません、
また、実践したとしても、
継続しないのです。
ここれができるかどうかで、
あなたの工場の利益が
大きく変わってくるのです。
まずは、やってみませんか!?
それでは、二つ目の法則です。
【工場が利益を生む法則2】管理者は存在価値を示せ
利益は結果である。
同じ場所に種を植えても、
大きく育つ花もあれば、
枯れてしまう花もあります。
水をあげたり、
日に当てたり、
栄養を与えたり、
手入れしてあげるから花が咲きます。
手入れをしてあげなければ、
花は枯れてしまいます。
つまり、
花が咲くかどうかは結果なのです。
利益が出るか、
出ないかを決定づける最大の要因は
「管理者の仕事のやり方」です。
管理者が、
利益が出る仕事のやり方をすれば、
利益が出ます。
管理者が、
利益が出ない仕事のやり方をすれば、
利益が出ません。
ここでいう仕事のやり方は、
業務手順や社内ルールなどの
決まり事だけではありません。
管理者の
「知識」、「考え方」、
「発想力」、「習慣」や
「価値観」も含まれます。
そして管理者は、
管理者の仕事とは何かを
正しく理解しなくてはなりません。
しかし、多くの管理者は、
管理者の仕事を知りません。
なぜなら、
誰からも教えてもらっていないからです。
私も昔
「こんな上司・上層部じゃ、とてもやってられないよ!」
と思ったものです。
でも、
管理者の仕事とは何だろうと、
同時に思いました。
そして、
FL法(中小メーカー向けトヨタ生産方式)
から学びました。
まずは、
経営者が利益が出る
仕事のやり方を学ぶことです。
そして、
管理者に利益が出る
仕事のやり方を学ばせることです。
『利益が出る仕事のやり方を知り、
利益が出る仕事のやり方を行う』
まずは意識のスイッチを
入れるところから始めましょう。
1つの優れた質問は、
未来を変えていくほどの力を持ちます。
質問の質は人生の質とも言われます。
『この1ヶ月間、(作業者としてではなく)
管理者として会社に貢献したことは何か?』
管理者は、
この質問を自分自身に問いかけ、
考え抜くのです。
経営者は、
管理者に考えさせることの意味を
考え抜くのです。
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