こんな間違いが工場を潰す! 分かっていても行動しない従業員
こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
それでは、3つ目の要因です。
あなたの工場ではこんなやり取りをしていませんか?
経営者「君たちは分かっているのに、なぜやらない?」
従業員「はい、やります」 ⇒ と言ってもやらない
経営者「本当に分かっているのか?!」
従業員「はい、分かっています。やりますよ」 ⇒ 実は分かっていない
目次
分かっていても行動しない従業員
中小製造業の経営者と従業員は、良くも悪くも家族的な関係が出来ています。
親の心子知らず、というように、
経営者の将来に対する危機感や従業員を想う心というのは、従業員には伝わりにくいんです。
そのため、経営者が本気で工場改革をしようと決意しても、従業員がついてこない場合がほとんどです。
これは、自分たちの力で工場を変えていくことの難しさでもあるのです。
非常にもったいないと思いませんか?
工場でこんなやりとりがありました。
コンサル「どうしました?何か言いたそうですが?」
従業員「先生に今日言われたことは、前から社長にやれとさんざん言われていたんですよ」
コンサル「じゃあ、すぐやってみたら」
従業員「それは分かるんですが、具体的にどうやったらいいか今までわからなかったんです」
コンサル「具体的に行動しないと意味がありませんよ」
従業員「先生の話を聞いて、具体的なやり方が分かりました。まずやってみます」
経営者「私が言っても、全然聞かないので、先生から言って下さい」
経営者と従業員の関係性をいかに構築するか。それが利益を生み出すカギなんです。
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