【工場が利益を生む法則7】できる方法を考えよ
こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
今週から
「工場が利益を生む法則」
について解説していきます。
一つ目の法則を実践していますか?
↓↓
【工場が利益を生む法則1】動きを減らして、働きを増やせ
二つ目の法則を実践していますか?
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【工場が利益を生む法則2】管理者は存在価値を示せ
三つ目の法則を実践していますか?
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【工場が利益を生む法則3】工場管理は全て金額で行え
四つ目の法則を実践していますか?
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【工場が利益を生む法則4】仕事に人をつけよ
五つ目の法則を実践していますか?
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【工場が利益を生む法則5】出荷するものをつくれ
六つ目の法則を実践していますか?
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【工場が利益を生む法則6】見えていないものを見る
どの法則も実践すれば、
必ず結果がでます。
しかし、
ほとんどの工場では実践しません、
また、実践したとしても、継続しないのです。
ここれができるかどうかで、
あなたの工場の利益が
大きく変わってくるのです。
まずは、やってみませんか!?
それでは、七つ目の法則です。
【工場が利益を生む法則7】できる方法を考えよ
利益を増やすには、
新しいことへのチャレンジや挑戦が必要です。
しかし、何か新しいことをやろうとすると、
必ず「できない理由」を言う人が出てきます。
特に、
現場のベテラン作業者や年配の管理者が
『抵抗勢力』になります。
ただ、
『抵抗勢力』になってしまうのには理由があります。
新しいことをやろうとすると、
2つの感情が生まれます。
- 今のやり方を変えると、
仕事がたいへんになるという「恐怖」
- 今のやり方を変えると、
何が起きるかわからないという「不安」
恐怖や不安という感情は、
人間が持つ防衛本能であり、
とても強力です。
だから、
何としてでも今のやり方を維持しようと考え、
「できない理由」を並べてしまうのです。
今のやり方は、慣れているので、
安心できる楽なやり方なのです。
『できない理由ではなく、できる方法を考える』
想像して下さい。
できる方法の選択肢は無限ですよね。
できる方法を考え抜き、
できるまで粘り強く続ける。
この精神こそ、
利益を生みだす源泉なのです。
『まず、やってみよう!』
この一言によって、利益を生みだす扉が開きます。
やる前から、できるか、
できないかを会議室で議論しているほど
ムダなことはありません。
そんな時間があったら、
現場に行って、まずやってみることです。
世の中は物凄い勢いで変化しているのに、
製造現場だけが
数十年前と全く変わっていないことに驚くことでしょう。
やってみて、うまくいかなければ、
別の方法を考えればいいだけのことです。
大切なことは、
できるか・できないかという判断ではありません。
『やるか・やならないかという決意』なのです。
やると決意することで、
利益を生みだす歯車が動き出します。
会社の経営は、生物の進化と同じです。
強い生物(会社)ではなく、
変化に対応できた生物(会社)が生き残っていく。
生き残るためには、
変化し続けなければならないのです。
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