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製造業の正しい生産性向上の方法とは?【生産性の尺度】

こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。

さて、
「利益を出すための原理原則はよくわかった」
「もっと、突っ込んだ内容の話を聞きたい」

そんなあなたへ、
昨日から製造業の正しい生産性向上の方法をお伝えしたいと思います。
私達がこれまで300社以上に適用してきた結果ですので、信頼性は十分あると思います。

毎回、実践すれば、新たな発見や気づきがあると思いますので、お楽しみに。

目次

製造業の正しい生産性向上の方法とは?生産性の尺度はあるか?

上記の目標の尺度について解説します。

すべての工場に当てはまる目標の尺度

具体的な目標は、上記の計算式を使用します。

この式によって導き出される「付加価値生産性」とは、
1人が1時間あたりに生み出す「付加価値」です。
または、1人が1時間あたりに「確保した現金」とも言えます。

売上は、工場出荷品の売上金額です。
工場の生産高ではなく、あくまで顧客へ納入された(後で現金になる)ものです。
材料費は、その月に購入した材料の合計金額です。
外注費は、その月に依頼した外注加工の合計金額です。

この付加価値生産性を上げていくことが、工場における目標設定になります。
具体的には、付加価値生産性が4000円だったら、
付加価値生産性を12月末までに5000円にする
(4000円×1.25 ➡ 25%アップ)
という目標設定するのです。

実行に移す際の注意点

目標を設定したら、いよいよ実行します。
ポイントは、「目的」と「手段」の関係を正しく理解することです。

例えばダイエットで考えてみましょう。
1)まずは「目標」を決めます。
「6か月で、現在70kgある体重を、60kgにする」とします。

2)次は「手段」としてダイエット方法を検討します。
70→60にする場合と、70→65にする場合では、手段が大きく異なります。

ここで、1)の目標(理想体重)を決めずに、
とりあえず毎日走り出す(手段)というのはおかしいですよね。

工場でも同じことです。

目標を決めずに、いきなり目先の改善やムダどり(手段)
から手を付けてはいけないのです。

改善やムダどりは、あくまでも「手段」です。
ありがちなのは「5S」活動が目的になってしまうことです。
工場のあるべき姿(目標)を決めずに、とりあえず「5S」活動を開始する。

あなたの工場はどうでしょうか?
私は過去に「とりあえず5S」をやってしまいました。
言うまでもなく、ムダなことですね。
当然、目的のない5S活動は数カ月後には消滅してしまいます。

「目的」と「手段」の関係を正しく理解していない工場は沢山ありますので、
しっかりと理解してください。

1.まずは、付加価値生産性の目標をきめる
2.次に、目標達成のためにやるべきことを決める
私達のコンサルもここからスタートします。

[ここで考えてみましょう]

あなたの工場の目標は何ですか?
その目標には、期限と目標値がありますか?
目標達成と手段は繋がっていますか?

以下の尺度を活用してみて下さい。

旧ブログはこちらからどうぞ。
http://pe-michanpapa.hatenablog.com/

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