コーヒーブレイク7 (前提を変えてみたら?)
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こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
週末はコーヒーブレイクです。
最近中国へ行ったり来たり。
生産ラインの立上げが終わったはずなのに…問題続出!その対応に追われているんです。
さて、中国の工場では日々様々な問題が起こっています。
前提を変えてみたら?
問題の種類は様々ですが、根本的な原因は人のミスによるものです。
「勘違い」「思い込み」「チェック漏れ」「確認不足」等、
多くの問題の原因は、人のミスに依存するものですよね。
当然、「問題を再発させないようにするためには」という視点から対策が考えられています。
そのときの前提は「ミスをしないようにするには、どうするか」ということです。
そして、このミスをしない対策を立てると
「次、同じミスをしたら、もう対策はないからね」「絶対にミスをするなよ」
という会話が間違いなく行われます。
しかし、この「ミスをしないようにする対策」をしたにもかかわらず、
また同じミスをしてしまうんですよね。
結局、原因は「うっかり」「勘違い」「思い込み」等々、
そして「二重チェック」「三重チェック」という対策になっていく。
これは、日本でも、中国でも、世界中どこでも一緒ではないでしょうか。
ではどうすればよいか?
前提を変えると、対策が変わる。
それは「人はミスをするものだから、それを踏まえてどうするか」という前提にすることです。
人間はミスをするということを受け入れてしまいます。
それを踏まえて、『ミスをしたくても、ミスができないような方法』を考えます。
このような発想は、私達の身の回りに沢山あります。
例えば、
・電子レンジのスタートは、扉を閉めないと押せない
・車のエンジンスタートは、パーキングに入ってないと動かない
・ポカヨケ、バカヨケと言われるもの
是非、改善活動に行き詰まったら、改善の方法ではなく、改善の前提を変えてみて下さい。
きっと、今まで気づかなかった対策が出てきますよ。
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http://pe-michanpapa.hatenablog.com/
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