こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。

最近、改善活動の進め方についての相談が多いです。
「テーマは?どれくらいの頻度でやるの?」
「活動に参加しない人が多いが、どうすればいいか?」
「そもそも改善の進め方が分からない!」

更には、
「思うように進まない」、「うまくいかない」、「成果が出ない」…

実は、皆さん、間違った改善活動のやり方をしているんです!

そんなあなたへ、
引続き改善活動の進め方について解説します。
私達がこれまで300社以上に適用してきた結果ですので、信頼性は十分あると思います。

*前回お伝えした、改善活動の進め方【ゼロベース発想法】は以下を参照下さい。

改善活動の進め方 【ゼロベース発想法】

毎回、実践すれば、新たな発見や気づきがあると思いますので、お楽しみに。

改善活動の進め方 【まとめ】

さて、これまでの改善活動の進め方をまとめておきましょう。

しくみを作る

一つ目は、しくみを作るでした。

改善活動の進め方【しくみを作る】

改良 = お金を使って良くすること
改善 = 頭を使って良くすること

本ブログでは、改善=頭を使って良くすること、と定義しています。

真剣に事実を観察し、問題点を見つければ解決策は難しくありません。
むしろ、先入観がないため、思わぬ改善効果が得られることが多いです。

改善は知識より意欲である。

改善の時間確保

二つ目は、改善の時間確保でした。

改善活動の進め方 【改善の時間確保】

具体的な時間創出の方法を紹介しました。

まずは、業務から離れて改善を進めてゆくための時間を確保しましょう。

具体的には、1日につき1.5時間ずつ投入して下さい。
成果は投入した時間数に比例して上がっていきます。

この時間を確保するには、

1) 日常業務を20%効率化する(8時間の仕事を6時間半でやる)

2) やらない仕事を決める

この2つを実践すれば十分可能です。

1日改善会

三つ目は、1日改善会でした。

改善活動の進め方 【改善の進め方】

1日改善会とは、複数人が集まって、
朝から1日(最低5時間)かけて集中的に大改善を行うという会です。

1日改善会は、私達の提唱するFL法がトヨタの「自主研」からヒントを得たもので、
例えば「段取時間を半分に短縮する」というテーマを選定します。

そして、これを1日で達成してしまうのです。

ポイントは、やると、
「決めて」から方法を「考える」これが正解です。
やると決めてから、考え抜く!この姿勢です。

ゼロベース発想

四つ目は、ゼロベース発想でした。

いったん頭の中を白紙にして考える方法です。

これは「改善」というより「開発」になります。

例えば、5人でやっている作業を3人でできるよう「改善」しようとすると、
どうしても「人を少なくするにはどうするか」という考えが先に出てきます。

では、これに対して「ゼロベース発想」で考えてみましょう。

まず「5人でやる作業」をいったん白紙にします。
次に「3人でやる作業」を新たに「開発」するのです。

やってみましたか?

タイムマネジメントの錯覚

さて、これまで「時間」というキーワードが沢山出てきました。

改善のために「時間」を取れ、「時間」を決めて改善会をせよ、
ゼロベース改善で「時間」を有効活用できる…等々

この「時間」について考えてみたのですが、

私は間違った思い込みをしていました。

ここで、その間違った思い込みをあなたと共有したいと思います。

「時間」に関する真実とは何か?

新聞、雑誌等で「時間を増やせば、人生が変わる」や「タイムマネジメントせよ」
といった話をよく見ますよね。

あなたはどう思いますか?

私は「時間内により多くのことをしなくてはならない」「時間を有効に使おう」
というように考えていました。

しかし、これが間違った時間管理に陥る原因になるんです。

実際は「人は時間をマネジメントすることはできない」

これが真実です。

なぜなら、人は時間をコントロールできないんです。

私達は意識的に早く・遅く働くことはできますが、
時間は私達が何をしようと、一定のペースで進みます。

つまり、人に時間を管理するのは無理ということになります。

でも、私もあなたも、自分自身をマネジメントすることはできる。

1日24時間で何をするかを選べるし、
やる価値のあることや価値のないことを決めることができます。

時間をコントロールすることはできませんが、
自分自身をコントロールすることはできる。

まずはこの真実を認識することが重要なんだと思いました。

『時間は与えられるものではなく、創りだすもの』

すなわち、改善のために1日につき1.5時間ずつ時間を投入するよう、

自分自身の仕事をコントロールする。

あなたも、これならできそうですよね。

旧ブログはこちらからどうぞ。
http://pe-michanpapa.hatenablog.com/