こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
先週に引続き、利益を爆発させる法則について、1つずつ解説しています。

1つ目、2つ目そして3つ目の法則を覚えていますか?
『動きを減らして、働きを増やす』
『管理者は存在価値を示せ(利益は結果)』
『工場管理は全て金額で行え』
本日は、4つ目の法則です。

人に仕事をつけるのではなく、仕事に人をつけよ!

質問です。あなたの工場では、
「今日は、誰が、何をどこまでやるか」
今日の仕事の定義が決まっていますか?

なぜ、こんな質問をしたかと言えば、
作業する人が、目の前の仕事をどんどん進めるような職場では利益が出ないからなんです。

利益を生みだすために必要な発想は、
「今日やらなくてはならないことは何か?」からスタートすることです。

ところが、この発想が意外とできていないんです。
利益を生みだすためには、この原則を守らなくてはならないんです。

さて、ある職場の話をしましょう。

あなたの職場では、人が多いか少ないかを判断する基準がありますか??

ある職場では、
正社員5名、派遣社員2名、アルバイト・パート社員5名の合計12名、
作業内容は、製品の梱包と出荷準備作業です。

毎日、山のように流れてくる製品を、30個ずつダンボールに入れ、
ガムテープを貼り、出荷先ごとに仕分ける作業を全員で行っています。
12名がお互いに協力しながら、毎日忙しそうに作業をしていました。

「とにかく、流れてくるものをどんどん梱包していく」という発想です。
このため「人が足りない」という声も出始めていました。

しかし、
驚くことに「今日梱包しなければならない数量」を誰も把握していないんですよ!

そこで、
①今日梱包しなければならない数量を調べ、
②1箱梱包するまでの時間を測り、
③1日8時間として何人必要かを計算したところ、
なんと8名という答えが出ました。

早速、派遣社員2名の契約を取りやめ、
正社員2名を別の忙しい職場に異動してもらいました。

この話は他人事ではありませんよ。工場には似たような状況が溢れかえっています。

『人が多いか少ないか』というのが問題じゃないんです。
『人が多いか少ないかを判断する基準があるかないか』が問題なんです。

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