こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
週末はコーヒーブレイクです。

QC事務局を担当されている方から、
事務局としての進め方について質問があったので解説します。

QC手法より製造条件を勉強せよ

正しい作業(製造条件・手順)をインプットとすれば、
製造プロセスを通してアウトプットは良品のみになります。
不良品はつくれません。

「正しい作業」が良品を生む

すなわち、良品とは正しい作業の結果です。
QC手法は概して不良になった場合の結果の分析であり、これでは遅いのです。

だから、私は品質関係者に、
まず正しい作業、特に製造条件・製造手順を勉強することを進めています。

品質関係者は、作業者が正しい作業をしているかを確認(監査)し、
不良を出さない作業(製造条件・製造手順)を提案して下さい。

品質関係者は、結果の分析ではなく、正し作業で作ることに参加して下さい。
これは予防処置にもなります。

また、技術力をつけるには、原因系
(品質保証するにはどういう製造条件でつくるかを決める検討)
に取り組まなければなりません。

これが、QC手法より製造条件を勉強せよ、の意味と価値です。

私もQC推進事務局を担当していたので分かりますが、
まずはQC手法(特にQC7つ道具)の導入をしたくなりますよね。
でも、現場ではほとんど必要ないんです。

ものづくりの真髄は予防処置にある

現場で本当に必要なのは、良品のみを作る、正しい作業のやり方です。
この考え方にシフトしてから、現場は劇的に変わりました。
なぜなら、不良品が出なくなった(作れなくなった)からです。

ポイントは、作業者自身が正しい作業を考え実施することです。
現場作業者は自分で納得したものは徹底して実行するのです。
品質関係者や現場監督者はそのサポートをして下さい。

この価値に気づいて下さい。

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