こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。

さて、
「利益を出すための原理原則はよくわかった」
「もっと、突っ込んだ内容の話を聞きたい」

そんなあなたへ、
本日も儲かる工場づくりに役立つ“具体的な内容”をお伝えしたいと思います。

今回からは、儲かる工場の「利益を生み出す瞬間」について考えてみます。

私達がこれまで300社以上に適用してきた結果ですので、信頼性は十分あると思います。
毎回、実践すれば、新たな発見や気づきがあると思いますので、お楽しみに。

最短90日で儲かる工場になる、利益をうむとは?

昨日は、利益をうむには『働き』を増やして「動き」を減らせという話をしました。
本日は、更に具体的に考えてみましょう。

左手が死んでいる

さて、『働き』と「動き」について解説します。
私達日本人の多くは、右利きです。
したがって、何かをするときは右手を使います。

では、そのとき左手は何をしているでしょうか?
多くの場合は、被加工物を保持していますよね。

例えば、軸に部品をセットする場合は、
左手で軸を保持して、右手で部品をセットします。

また、ペットボトルのキャップを開ける場合はどうでしょうか?
左手でペットボトルをつかみ、右手でキャップをひねって開けます。

これらのとき、右手は『働き』をしていますが、
左手は「動き」をしているにすぎません。

これを「左手が死んでいる」と言います。

では、「死んでいる左手」を活用できないだろうか?
この設問から、働きを増やす工夫をしていくのです。

例えば、『働き』を増やす方法の一つとして、図のような冶具を利用します。

ここで、あなたに1つ問題です。

検査は「働き」でしょうか、「動き」でしょうか?

厳密に言うと、検査は「動き」です。

どんなにたくさんの工数を検査に投じても、利益は増えません。
むしろ、利益が減っていくことになります。

しかしながら、検査は品質保証の重要な仕事であり、
顧客に迷惑をかけることを防ぐ大切な工程でもあります。

つまり、検査は「働き」と解釈するのが適当でしょう。
※正しく早く検査することが前提です。

[ここで少し考えてみましょう]

あなたの工場で利益を生む瞬間はいつですか?
あなたの工場では「動き」を減らし、「働き」を増やす工夫をしていますか?

では、復習です。
① 利益を生み出す瞬間を「働き」という
② モノを保持する左手は死んでいる
③ 検査は「働き」と考える
以上です。

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