こんにちは、技術士(経営工学)のカスヤです。
週末はコーヒーブレイクです。

昨日、ものづくりは人づくりであり、ものをつくろうとすれば、
まず、優れたマネジメント能力を備えた人を育てなければならない、
という話をしました。

これに対して、
「管理者・現場リーダーを育てなければならないことは分かった。」
「一方で、社員の育成は(やる気やスキルが低い問題)どう対処すべきか?

という質問がありました。
また“しくみ”について、もう少し詳しく知りたいという問い合わせがありました。

今回はこれらに対して、解説したいと思います。

人づくりと“しくみ”づくり

多くの工場では、
現場作業者のやる気やスキルが低い問題が多かれ少なかれあると思います。

作業者がなかなか仕事を覚えてくれない、作業ミスを繰り返す、
少し注意するとやめると言い出す…、あなたの工場でもあるのではないでしょうか。

管理者のあなたにとっては、マネジメントの問題だらけ。
こういう問題に対してある程度の規模の中小メーカーは、
研修会社に研修をお願いしたり、社員を外部研修会に参加させたりしますが、
ほとんどはカンフル剤のようなもので、一瞬はよくなっても、
すぐに元通り、というのが現実ではないでしょうか。

では、どう対処すべきでしょうか。

私も経験がありますが、マネジメントに力を入れようとする時点でダメです。
やる気のない作業者のモチベーションやスキルレベルを上げようとしても、
簡単に上がるものではありません。

実は、ほとんどがムダな取り組みなんです。

では、私ならどうするか。“しくみ”を考えます。
“しくみ”は、誰がやっても、何度やっても、同じ結果がでる仕事のやり方でしたよね。

誰でもできるしくみであれば、
教育やスキルアップのための研修等を
考える必要がないからです。

そして、簡単に覚えて、すぐに実行できるものであれば、
何らかの成果が見え、顧客も喜んでくれたり、
作業者のモチベーションも自然と上がってくるんですよね。

したがって、作業者や社員をどうにかしようとするよりも、
仕事の“しくみ”自体をつくる、もしくは改善する方を優先して下さい。

いやいや、そんなこと難しいよ!!
という意見もあるかと思いますが、

でも、私が思うに、人を変える方がはるかに難しいです。

少し考えてみて下さい。
過去に作業者や社員を変えようとして、本当に変えることができたでしょうか?
研修をしたら劇的に社員が変わった!なんてことがあったでしょうか?

恐らく、ありませんよね。
だから、作業者や社員をどうにかしようとマネジメントに注力するのではなく、
“しくみ”の改善、仕事のやり方の再構築に注力して下さい。

具体的な“しくみ”については、ブログで紹介していくので、お楽しみに。
もしくは、FL法(中小製造業向けトヨタ生産方式)を導入して下さい。

旧ブログはこちらからどうぞ。
http://pe-michanpapa.hatenablog.com/